お客様が制作したエンリッチメント器具を子グマにプレゼントするイベントを開催しました!

のぼりべつクマ牧場は平成30年7月17日をもって60周年を迎えました。60年もの長い間絶えずお客様を癒し、クマの研究にも貢献し続けてくれたクマたちに感謝の気持ちを込めつつ、新時代を担うであろう子グマ達にエンリッチメント器具をプレゼントするイベントを開催致しました。
 
プレゼントするエンリッチメント器具は今回、一般公募のお客様と職員が一緒に制作しています。今回は施設として初めて一般のお客様と実施し、エンリッチメント器具についてはすべてお客様オリジナルとなります。
作業前、どの様な器具を制作するか頭を悩ませている様子も伺えましたが、飼育員の説明を聞いていくと段々アイディアが湧いて来たのか、消防ホースや大きなタイヤなどを選定、ジャムやドッグフード、果物などを自由にトッピングして頂きました。大胆にジャムを塗るお客様を見て子グマ達が喜ぶ姿を想像し、期待に胸を膨らませる飼育員でした。
 

 

 

 

そして、お客様が制作して下さったエンリッチメント器具を子グマにプレゼントすると…
 

 

 
子グマたちはもう我を忘れて無我夢中です。今回プレゼントしたのは「トッキー」「ベクト」「ショウヘイ」の子グマ3頭。3頭ともそれぞれエンリッチメント器具を叩いたり、咬んだり、タイヤに頭を突っ込んでみたり、興奮しながら夢中で遊んでいました。
 
ヒグマは皆さんもご存知の通りとても力の強い動物です。今回プレゼントしたのは子グマ達にですが、子グマだからといってその破壊力は侮れず、年齢問わずヒグマにプレゼントするエンリッチメント器具は丈夫で簡単に壊されないものを選定しています。
素材は本来ゴミとして処分してしまうものを再利用していますが、ひと手間加えるだけでこんなにヒグマたちが喜んでいる様子を見ることができるので、ついついたくさんあげたくなってしまいますね。
 
 
今回は7月13、14、15日と連日実施しましたが、制作してくださったお客様が毎日異なる為、オリジナルのエンリッチメント器具も毎日違ったものが出来上がりました。エンリッチメント器具は選択肢の多さやバリエーションの豊富さが大変重要な要素となります。そのような観点から今回のイベントはのぼりべつクマ牧場のエンリッチメントとして理想に近いものとなり、お客様の柔軟なアイディアにも非常に感銘を受けています。
エンリッチメント器具を一緒に制作してくださったお客様にこの場を借りて今一度感謝しつつ、引き続きエンリッチメントにご期待くださいませ。
 
 
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