のぼりべつクマ牧場には「ノビタ」という名前のオスのツキノワグマがいます。ノビタは20才のやや高齢のおじ様ですが、体重は130kgの大きな逞しいツキノワグマです。そんなノビタは10才の頃から白内障という病気にかかりほぼ失明状態になってしまいました。
ノビタは白内障で目が見えないため、餌を探すのも苦労し、広い場所でも遊べない状態でした。そのような中、のぼりべつクマ牧場と北海道にある酪農学園大学が共同で、ノビタが見えるようになるように手術をすることにしました。手術は無事に成功し、現在ノビタは見える生活のリハビリをおこなっています。
この話題は全国的なニュースになり、ノビタは一躍有名人になったのですが、ノビタ自身は現在色々なものが見えることに慣れる「見える生活」のリハビリを継続しています。まだ今はお客様の前には出られないノビタですが、レクチャーではノビタをこっそり放飼場に出した時の様子や、手術の時の様子、見えるようになったと実感できるノビタの行動の動画などをご覧頂きました。
次回レクチャーもレクチャー限定の写真や動画が出てきます!ぜひ、次回レクチャーもお楽しみに!