クマ牧場×環境エンリッチメント=?

「環境エンリッチメント」って!?

動物園など野生動物が飼育されている環境は、動物たちが進化の過程で適応してきた本来の生息地の環境と比較すると、どうしても、狭く、単純で、変化が少ないものになりがちです。餌は確実にもらえるのでその点では充実しているとも言えますが、言わば「飽きやすい」環境にあります。こうした生活環境に工夫を加えて、環境(environmental)を豊かで充実(enrich)したものにしようという試みが環境エンリッチメントです。

 

つまり、環境エンリッチメント(environmental enrichment)とは、野生動物を飼育するうえで、「飼育動物の“幸福な暮らし”を実現するための具体的な方策」のことを指します。

 

 

のぼりべつクマ牧場では約80頭のクマが飼育されています。本来の生息地とクマ牧場での生活環境を比較すると、まだまだ改善すべき所は沢山あります。クマ牧場での生活環境を一歩ずつ日々、多様な刺激にあふれた環境にし、クマ達がより豊かな環境で幸福に暮らす事が出来る様、飼育員がクマと共に試行錯誤をしている様子をご紹介させて頂きます。

 

果たしてクマの飼育に特化したクマ牧場が環境エンリッチメントに取り組んだ先には何が生まれるのか。

クマ牧場×環境エンリッチメント=動物たちの幸福な暮らしとなる様、皆様の応援、よろしくお願い致します!

 

 

子グマ牧場内にて、エサの入った木箱を吊るして設置。
揺らすと穴からエサが落ちる仕組みです。
遊具としての役割だけでなく、野生のクマが木に登って実を落として食べる環境を再現し、クマの感覚を刺激しています!