『耳について』(3月12日、13日実施)

の・ぼ・り・べ・つといえば、クマ牧場~~ですよね。
では、3月3日といえば何を思い浮かべますか?
そう!ひな祭り!と言いたい所なのですが、「耳の日」でもあるのです。
 
今回はそんな「耳の日にちなんで動物の「耳」に焦点を当ててお話を行いました。
MIMI1
 
先ず、やっぱり気になるのはヒグマの耳ですよね。ヒグマの耳はクマのぬいぐるみの耳と良く似ています。おそらく皆さんのイメージ通りで、実際の実際のヒグマの耳もフサフサですし、かなりかわいいです。
ヒグマと同じクマ科であるホッキョクグマと耳を比べてみると大きさや、耳が付いている位置が微妙に違います。なぜ、同じクマ科でこんなにも違いがあるのでしょうか・・・。
 
そんなヒントが両者のプールで遊んでいる姿に隠されています。
 
実際、ホッキョクグマは耳も水中に入れて潜りますが、ヒグマは耳を入れません。サケを取るときは川で取っていますよね?と思う方もおられると思いますが、ヒグマは顔を水の中に入れ、サケを目で追っていますが、その時でも耳は水の中から出ているのです!
ホッキョクグマは水中に潜るので水の抵抗を小さくする為に耳も小さく、耳に入ってきた水が出やすい様に耳の位置も顔の真横についています。
この様な理由で、アザラシやアシカなんかの耳もホッキョクグマと同じ様に小さくなっています。他の動物も色々な理由で色々な形、大きさの耳をしています。
理由を考えてみると意外と面白いポイントですよ。
MIMI2 MIMI3
 
さて、ヒグマの耳は大きくフサフサなのですが、そんなかわいい耳でどんな音を聞いているのでしょうか。
 
そこで今回は、飼育員にしか録音する事の出来ない、クマの生活の中での色々な音を皆さんに聞いて頂きました。
MIMI4
 
あんな音やこんな音、伝えたくてもなかなか文字では伝えられないですね…。 あー、聞いて欲しい!
(因みに、授乳時・赤ちゃんの泣き声・リンゴをかみ砕く音・威嚇の声etc でした)
 
それでは、次回レクチャーもお楽しみに!!
 
お待ちしてま~す ⊂(^(エ)^)⊃ノ””