エゾヒグマ「クッタ」・「カイ」を釧路市動物園へ譲渡しました

2025年3月23日に双子のオスのエゾヒグマ「クッタ」・「カイ」を釧路市動物園へ譲渡しました。

クッタ、カイは2016年1月28日に父レン、母カコの間に誕生した双子の兄弟です。とても仲の良い双子で、生まれてから2頭はずっと一緒に生活していました。
子グマ牧場にやってきたころはクッタが3.5kg、カイが3.25kgと小さかった2頭でしたが、クマ牧場を出発するときの体重はクッタが313kg、カイが237kgととても大きく育ってくれました。2頭はよく並んで寝ており、そんな姿を私たち飼育員は微笑ましく見守っていました。

譲渡先の釧路市動物園では、新しい環境にもすぐに慣れ2頭で仲良く遊びまわっているようです。
飼育員としては毎日会えないことに寂しい気持ちを拭えませんが、新しい環境でも生き生きと活躍している2頭を誇らしく思います。これまでクッタ・カイを応援していただいておりました皆様、誠にありがとうございました。引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。

左:カイ 右:クッタ(2016年)

左:カイ 右:クッタ(2025年)