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子グマの名前決定!
「ショウヘイ」、「ベクト」、「トッキー」に命名
今年生まれた3頭の子グマの名前が決定しました。母・コロンから生まれた子は「ショウヘイ」、母・ベッキーから生まれた双子は「ベクト」(白斑のある子)、「トッキー」(白斑のない子)という名前に決まりました。名前の由来は「ベクト」、「トッキー」が父・トクトと母・ベッキーから名前を取ったもので、「ショウヘイ」が野球選手の大谷翔平さんの名前から名づけられました。4月28日~5月6日の期間で名付け親の募集を行い、応募総数300通以上の中から飼育員の中で話し合い、ぴったりの名前を選びました。
子グマの命名式が5月27日に執り行われました。「トッキー」の名付け親である住吉亜実香さんとご家族の方にご来場いただきました。トッキーと一緒に記念撮影を行った住吉亜実香さんは「かわいいけど、成長して少し怖い」と話されていました。今年は例年より子グマが大きいので3頭揃っての撮影が困難を極めました。命名看板を倒したり、重くて同時に持ち上がらなかったりとハプニングがありながらも、無事に命名式を終了することができました。
元気ハツラツ!3頭の子グマたち
子グマたちが母グマのもとを離れてひと月が経過しました。この間にどのような変化があったでしょうか。
もともと一般的な子グマより大きかった体が1日で約300gのペースで成長しています。5月29日の体重はショウヘイ11kg、ベクト18・8kg、トッキー17・8kgです。去年の同時期の子グマと体重を比較するとベクトは1・5倍の重さということが分かりました。
展示を開始して最初の4日ほどは、保温されている子グマ牧場内の屋内スペースに展示をしていました。しかし、体も大きく外に出たがっていたため、5日目からは屋外の子グマ牧場で展示を開始しました。すると行動にも変化が現れ、展示場にある丸太によじ登り始めました。小さな子グマがなぜ木に登れるかというと、身軽で、生まれたときから鋭いかぎ爪を持っているからです。また、子グマ牧場内の水路で遊ぶ姿もたびたび見かけるようになりました。
5月24日から離乳食を始めました。いきなりではなく徐々に離乳をさせるため、毎日飲んでいるヒグマ用のミルクの中に粉末の配合飼料を混ぜて与えています。
GWイベントレポート!
子グマと記念撮影
間近で子熊と写真が撮れるイベント「子グマと記念撮影」が4月~5月の土日祝日で開催されました。ゴールデンウィークは午前午後の各回20組限定で行い、幅広い年代の方に参加いただき大反響の内に無事終了しました。初めて子グマを間近で見た小学生の方は「ぬいぐるみみたいでかわいい」と満面の笑みで語っていました。
第7回 NKB総選挙2018
第二牧場のメスグマたちの人気ナンバーワンを決めるNKB総選挙を今年も開催。来園された方に好きなクマを投票してもらうというイベントで投票期間は4月28日~5月31日まで。投票で1位~7位の神セブン(カムイ アラワンペ)に輝いたクマは今年のNKBポスターに載ったり、商品化されたりもします!中間発表が5月20日にされ、1位が「ニイサ」でした。はたして今年の栄えあるセンターを勝ち取るのはどのクマだ!?
見所満載♪ 新イベント「ヒグマのアスレチック」がスタート!
1日2回のイベントとして「クマのアスレチック」が5月1日から始まりました。以前、ツキノワグマでツキノワアトラクションというイベントが行われていたのですが、ツキノワグマではなくヒグマが丸太の平均台やシーソーといったアスレチックに挑戦し、内容も変わりました。クマのアスレチックで活躍をしているのはメスグマのショコラ5歳です。クマ山ステージにて11時と15時に開催中です。おてんば娘のショコラに会いにきてね!
クマ山 アイヌ語講座
アイヌ語とはアイヌ民族の言語です。現在、日常的に使う人がほとんどおらず、消滅危機言語となっています。また、アイヌ語には方言があり、アイヌ語講座の先生の貝澤夫妻は白老の方言です。今回は基本的な挨拶を教えてもらいました。(以下の挨拶は、共通言語)
○こんにちは→「イランカラプテ」
○ありがとう→「イヤイライケレ」
○さようなら→「サラパキァンナ」
アイヌ語は同じような意味合いの言葉でもニュアンスが少し違えば全く別の言葉になります。さらに挨拶は多義的で多くの言葉が存在します。
のぼクマ劇場
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