飼育員のスゴ技(6月9日・10日実施)

のぼりべつクマ牧場には大きなクマがたくさんいます。普段なら簡単には近づくことができない元気なクマをずっと近くでみることができちゃいます。そんな元気なクマたちをいつでも見て頂けるように健康管理をしていますが、実はこれ、飼育員のスゴ技にかかっているのです。
 
第一牧場、第二牧場合わせて20頭以上のクマを見ることができますが、飼育員は健康を維持するために1頭1頭見分けて「今日の調子はどうかなー」とチェックしています。1頭1頭、顔も違えば、性格も違います。好きな食べ物や、好きな場所も違います。体調が悪いときはそんな「いつものこと」に変化がでてきます。些細な変化も見逃さないように飼育員はタカのような観察力で牧場を眺めているのです。
 

第二牧場を観察する飼育員。些細な異常も見逃さない。


そして、のぼりべつクマ牧場は第一牧場、第二牧場以外にもクマがいます。全部で80頭ものクマが飼育されており、そのクマ1頭1頭の顔や性格、兄弟姉妹を把握しています。パッとお尻を見ただけでどのクマかすぐに分かるこの飼育員のスゴ技。飼育員に「このクマさんのこといろいろ教えて!」と声をかけると披露してくれるかもしれませんよ。
 
他にも、体重測定のスゴ技や、音を聞いて何頭のこぐまがいるのか分かっちゃうスゴ技、クマを眠らせるスゴ技など、いろいろなスゴ技をお見せいたしました。
 

子グマの体重測定


大人のクマの体重計。450kgのオスも測れる。


次回のレクチャーもお楽しみに!