北海道の動物 ~厳しい冬を生き抜く知恵~ (11月12日、13日実施)

冬の北海道には沢山の流氷が流れてきます。その流氷と共に様々な野生動物もやってきます。北海道よりも寒い地域に住んでいる動物たちが冬を越すため、エサを求めて北海道にやってくるのです。有名なところで言うとアザラシやオオワシなどがいます。

北海道では、もっと身近な動物として、道路の注意看板にもなっているシカやクマ・リス・タヌキなどが冬に限らず年中見られます。今回はその中でも、のぼりべつクマ牧場で飼育をしている動物のエゾヒグマ・エゾリス・エゾタヌキの冬の越し方に焦点をあててお話をしました!

北海道の冬は気温が氷点下になり、食べる物もありません。しかし、そんな中でも彼らは生き抜かなければなりません。では、どのようにして冬を越すのでしょうか?

まずはエゾリスです。よく聞く冬眠するシマリスとは違って、エゾリスは冬眠をせず活発に活動をします。食べ物は豊富にとれる時期に貯蔵しておき、食べる物の無い冬に貯蔵しておいた場所を掘り起こして食べたりします。しかし、貯蔵した場所を忘れてしまう時もあります。その忘れ去られた木の実からやがて芽が出て大きな木となり、また新しい木の実がなるのです。そういったことから、「リスは森を育てる」ともいわれるようになりました。

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次はエゾタヌキです。タヌキはリスとは違い、冬の間も活発に動いてエサを食べたりはしません。秋の食べ物が豊富にある時期にできるだけ沢山エサを食べ、脂肪を蓄えて冬に備えて巣穴でひたすら寝て過ごします。体重でいうと通常の1.5倍以上の体重にまで増加します。

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最後にエゾヒグマです。エゾヒグマは冬の間は冬眠をします。冬眠とは冬に不活発(ダラダラ)過ごすことを言います。しかし、冬眠といってもエゾヒグマの冬眠はシマリスなどの冬眠とは違って眠りも浅く、少しの物音でも起きてしまうほどで、ただ巣穴にこもっているようにも見えます。そういったことからエゾヒグマの冬眠は冬ごもりと呼ばれています。

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動物たちはそれぞれ様々な知恵を出し、北海道の厳しい冬を生き抜きます。

冬の北海道はそんな野生動物たちを身近に感じられるものがたくさんあります。例えば足跡です。雪が積もるとクマ牧場内でもシカやタヌキなど様々な動物たちが痕跡を残していきます。そんな痕跡を見て歩くのも、冬の北海道の楽しみ方の1つでもあると思います。

是非皆さんも冬の北海道に遊びに来た際は、そんなところにも注目してみてくださいね。

次回のレクチャーもお楽しみに!!